小児科研修時期のバーンアウト率

【PEDIATRICS. Jan 2020】

Kemper, Kathi J., et al. "Burnout in pediatric residents: three years of national survey data." Pediatrics 145.1 (2020).

P:2016-2018年の3年間に米国の小児科研修プログラムに参加したレジデント
E:なし
C:なし
O:バーンアウト:情緒的消耗感や脱人格化の症状のスコアで高い点数を持つこと

結果のまとめ
・アメリカの小児科研修のプログラムのうち、2016年は34プログラムから2723名 (対象者の61%)、2017年は43プログラムから3273名 (対象者の66%)、2018年は49プログラムから3657名 (対象者の61%)が研究に参加した。
・3年間ともバーンアウト率は50%を超えており、一貫して関連のある人口統計学的な要因やレジデントの特徴はなかった。
・ロジスティック回帰分析の結果、ストレス・睡眠・ワークライフバランスの不満・最近の医療ミスの4項目はバーンアウトのリスクを上昇させ、 (p<.001)、共感・セルフコンパッション・QOL・心のこもったケアをする自信の4つの項目はバーンアウトのリスクの低下に関連した (いずれも、p<.05)。
・縦断的に見た場合、2017年のQOLは2018年のバーンアウトに関連し、2017年のセルフコンパションは2018年のストレスの低下に関連し、2017年のマインドフルネス、共感、学習環境とキャリア選択に対する満足度は、2018年の心をこもったケアをする自信に関連した
・筆者らは、小児科研修中の多くの医師がバーンアウトを経験している事実や、バーンアウトに関連する要素を示し、今後の施策や研究の一助になるだろうと述べた。

原文への

 

 

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Yasuyuki Fuseda Written by: